ページ番号1016816 更新日 令和4年9月29日
近年福生市内でアライグマやハクビシンを見たという情報や、屋根裏に侵入された・庭の果樹や作物が食べられたという相談が増えています。
アライグマやハクビシンが引き起こす問題は、農作物だけでなく、生活環境への被害や生態系への影響、人間への健康被害と多岐にわたります。
市内でアライグマやハクビシンを見かけたり、被害があったら、環境政策課に連絡してください。
アライグマはおもに夜行性で、森林や湿地帯から市街地まで多様な場所に生息しますが、水に近いところを好む傾向があります。
力が強く、前足を器用に使って、樹木や雨どい、柱などを登ることができます。体も柔軟です。
気性が荒いため、むやみに近づいたり触ろうとするのは危険です。
繁殖期は主に1月から3月で、4月から6月ごろに出産します。
[画像]イラスト:アライグマ(38.3KB)雑食性で、トウモロコシ、カキ、ブドウ、スイカなどの野菜や果物、両生類や昆虫、魚、ペットフードなどを食べます。
ハクビシンは夜行性で、足裏の肉球を巧みに使って、樹木や雨どい、柱などを登り、電線も渡ることができます。
直径10センチメートル程度の穴であればくぐることができます。
繁殖期は決まっておらず、年間を通じて出産します。
[画像]イラスト:ハクビシン(32.8KB)雑食性で、トウモロコシ、ブドウ、カキ、ミカンなどの野菜や果物、鳥類、ペットフードなどを食べますが、特に甘いものを好みます。
アライグマ・ハクビシンは「アライグマ回虫症」などの人獣共通感染症(動物から人に感染する病気)を持っていることがあり、家屋に侵入されることによって、感染症がうつる可能性があります。
また、ノミ・ダニがうつる可能性があります。
建物の天井裏や床下、物置などに侵入し、建物を破損させたり、屋根裏でふん尿を排泄されるなどの被害があります。
また、魚などのペットが食べられたり、感染症やノミ・ダニがペットにうつる可能性があります。
果樹や野菜など、様々な農作物を食べ荒らすなどの被害が報告されています。
日本在来の生物を食べてしまうことで、生態系を脅かす存在です。
軒下、床下、通気口、増築部分とのつなぎ目など、10センチメートル程度の小さな隙間からでも侵入することができます。
侵入口をふさぐ方法を、家を建てた大工さんや工務店へ相談してみてください。
樹木をつたって移動して屋根裏に侵入することがあるため、屋根へのびる樹木はこまめに切りましょう。
果実の取り残しやペットフードなどを食べに来ます。
畑や庭の野菜や果実などは収穫時期が来たら早めに収穫して残さないようにしましょう。
アライグマ・ハクビシンを見かけたり、ふん・足音・作物被害などに困ったら、環境政策課へご連絡ください。
その際には次のことをお伺いします。
市では箱わなを設置することによるアライグマ・ハクビシンの捕獲を行っています。
わなの設置には条件がありますので、詳しくは環境政策課へご相談ください。
ふん・尿の被害があった場合は、屋根裏などを消毒することをおすすめします。
建物の中の対策や被害があった場合の清掃・消毒について、業者に依頼する場合は、公益財団法人東京都ペストコンロール協会にご相談ください。
公益財団法人東京都ペストコンロール協会
03-3254-0014
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生活環境部 環境政策課 環境政策係
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