ページ番号1002919 更新日 令和4年11月8日
猫をめぐるトラブル解決のために、市では、平成18年度から地域猫制度を進めています。
飼い主のいない猫のフン害、えさやり等で困っていませんか。しかし、猫を排除することはできません。また、餌やりについて取り締まるルールはありません。対応に苦慮している地域が増えています。
このような飼い主のいない猫は、無責任な飼い主が飼育を放棄し、捨て猫となって増えてきた不幸な猫ですが、無責任な餌やりは、不幸な猫を増やすだけで問題の解決にはなりません。
このような猫をめぐるトラブル解決のために、市では、平成18年度から地域猫制度を進めています。
地域猫制度は、このような猫を不要なものとして排除するのではなく地域の問題として考えます。猫トラブルをゼロにしていくことを目的に、地域に住む方、問題解決に取り組むボランティア、市が協力しあって町会・自治会の合意のもとに行う協働事業です。
その地域の生活環境、住民意識などによって異なりますが、地域の猫として地域で責任をもった取り組みをお願いしています。地域の協力のもと、地域の飼い主のいない猫の捕獲、不妊・去勢手術等を実施し、猫の数を地域でコントロールします。市と福生地域ネコの会も支援します。
年度 |
オス |
メス |
合計 |
---|---|---|---|
平成18年度 |
28頭 |
19頭 |
47頭 |
平成19年度 |
16頭 |
25頭 |
41頭 |
平成20年度 |
24頭 |
27頭 |
51頭 |
平成21年度 |
25頭 |
27頭 |
52頭 |
平成22年度 |
31頭 |
24頭 |
55頭 |
平成23年度 |
30頭 |
41頭 |
71頭 |
平成24年度 |
38頭 |
39頭 |
77頭 |
平成25年度 |
38頭 |
42頭 |
80頭 |
平成26年度 |
36頭 |
43頭 |
79頭 |
平成27年度 |
31頭 |
34頭 |
65頭 |
平成28年度 |
39頭 |
54頭 |
93頭 |
平成29年度 |
48頭 |
31頭 |
79頭 |
平成30年度 |
78頭 |
40頭 |
118頭 |
令和元年度 |
55頭 |
61頭 |
116頭 |
令和2年度 |
45頭 |
50頭 |
95頭 |
令和3年度 | 31頭 | 47頭 | 78頭 |
合計 |
593頭 |
604頭 |
1197頭 |
地域猫制度に基づき、町会・自治会等で飼い主のいない猫を適切に管理しているボランティア団体が行う不妊去勢手術に対して予算の範囲内で手術費を助成しています(上限:オス7,000円、メス12,000円)。なお、個人でなされた不妊去勢手術や飼い猫への手術などは対象になりません。
助成金を受けるためには、市に登録する必要があります。登録を希望する団体は、地域猫制度、助成金等についての説明をします。
平成17年に市で公募した「地域猫を考える市民会議」が母体となり、平成18年4月に「福生地域ネコの会」が結成されました。活動は、地域猫活動のサポート、ふっさ桜まつり、熊川げんき広場フリーマーケットでのバザーや募金活動をしています。活動での収益は、地域猫の不妊去勢手術費に全額あてています。
会員・サポーターを募集しています。一緒に活動しませんか。
公益財団法人どうぶつ基金から無料で不妊去勢手術が受けられるチケットの交付を受け、住民やボランティア団体と連携してTNR活動を行う事業です。TNR活動は、飼い主のいない猫を捕まえて(Trap)、不妊去勢手術を行い(Neuter)、元の場所に戻す(Return)活動です。手術を終えた猫からは子猫が産まれないため、飼い主のいない猫の頭数抑制が見込めます。
福生市では、飼い主のいない猫に関する問題を解決するため、ボランティア団体への手術費の助成に加えて、平成28年度から公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)」に参加し、住民やボランティア団体の協力のもとTNR活動を行っています。
公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼育法の指導・動物愛護思想の普及等を行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の推進に寄与することを目的とし、各種事業を行う団体です。
不妊去勢手術を受けたしるしとして、耳先をさくらの花びらの形にカットした猫のことです。耳先のカットは手術で麻酔が効いている間に行うため痛みはなく、再捕獲されないための目印となります。
※さくらねこTNRは、猫や犬とヒトが幸せに優しく共生できる社会を目指す公益財団法人どうぶつ基金と福生市役所の協働事業です。
生活環境部 環境政策課 環境政策係
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