ページ番号1002107 更新日 平成28年7月29日
協議会で実施した、事業所3件のエコライトハウス化を紹介します。
福生市内のハム、ソーセージなどを生産する食品メーカーでは、二酸化炭素の排出の多い重油ボイラーを利用していました。
今回、エコライトハウスとして天然ガスコージェネレーション(電熱供給システム)と簡易ボイラーを設置することで二酸化炭素の排出の少ないシステムに変更しました。
特別養護老人ホームでは、暖房、入浴などで大量のお湯を必要とします。西多摩地区には特別養護老人ホームが多く、給湯ではプロパンガス、灯油ボイラー、都市ガスボイラーを利用しています。エコライトハウスでは、二酸化炭素の排出量の多い石油ボイラーを太陽熱温水器にし、補助熱源としてヒートポンプとすることで地球温暖化対策に貢献します。また、入居者や職員による省エネ行動を推進しています。
この太陽熱集熱器とヒートポンプによるシステムは、二酸化炭素の削減率が最も高いシステムの一つで最近導入され始めました。現在全国で12箇所、東京都での導入は第1号となります。二酸化炭素の排出量はシステム導入前の約10分の1になります。これは杉の木7,400本分の吸収量に相当します。
また、1次エネルギー削減量は原油換算で年間約36,000リットルにもなります。
福生市の公共施設のうち、入浴サービスを実施する福祉センターをエコライトハウス化しました。太陽熱温水器を導入し、併せて照明機器を省エネ製品にきりかえることで、二酸化炭素の排出量を削減を目指しました。
太陽熱温水器、省エネ照明機器の効果測定については、カロリーメーターを設置するとともに、定期的にエネルギー使用量を報告してもらうことで、設備導入後の効果を適切に計測できるようにしました。
福生スクラム・マイナス50%協議会事務局(福生市環境課内)
電話:042-551-1718(直通)
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