エコライトハウスプロジェクト


ページ番号1002106  更新日 平成28年7月29日


エコライトハウスを普及させることで、地域の地球温暖化防止に取り組む福生スクラム・マイナス50%協議会のプロジェクトです。


エコライトハウスプロジェクト

エコライトハウスとは

外壁の高断熱化により屋外の空気の影響を抑えるとともに、省エネルギー・新エネルギー機器を導入することにより電気やガスのエネルギー使用量を抑えることを目指した、住宅及び事業所のことです。

「エコライトハウス」の名称の由来

エコは人の生活と自然との調和、ライトハウスは「灯台」という意味です。
福生市における環境配慮の灯台となっていただきたい、という気持ちが込められています。

エコライフプロジェクトの目指すもの

なぜエコライフプロジェクトなのか?

今、家庭ではエネルギーが大量に消費されています。家庭で使われるエネルギーは、日本全体の消費量の約15%です。一方、福生市では住宅の比率が高いことから市全体の消費量は26.4%にも及んでいます。
家庭で使うエネルギーの大半を占めているのが暖房と給湯で、全国の数値では6割以上を占めています。つまり、暖房と給湯の改善が家庭での省エネにつながるのです。

高断熱化の重要性

[画像]画像:(図1)外気の熱が家に入り込んでるイラスト(7.9KB)

機器を使っていくら空気を暖めたり冷やしても、外の空気の影響を簡単に受けてしまっては、機器の意味がありません。
夏にはたくさんの熱が家の中に入ってきます。冬にはたくさんの熱が逃げ出しています。2つの図はエアコン使用時の熱の出入りです。
(省エネルギーセンターより転載)

[画像]画像:(図2)エアコンの暖房の熱が逃げているイラスト(7.9KB)

エコライトハウスの具体的な内容

エコライトハウスの基準

福生エコライトハウスは次世代省エネ基準に近づくことをめざします。
国では、住宅のエネルギーの有効利用を促進するため省エネルギーの基準を設定しています。省エネルギー基準は、省エネルギー住宅を建てるための目安です。

次世代省エネ基準(4地域(東京を含む))を満たす住宅

開口部について

省エネルギーを進めるためには開口部の断熱・遮熱対策がまず大切になります。
次世代省エネ基準では、窓は複層ガラス(可能であれば断熱サッシ)としています。複層ガラスの間の空気層が6ミリ、12ミリなどいろいろな形がありますが、空気層6ミリの複層ガラスでも熱が出入りする率(熱貫流率)は、一般的な3ミリの単板ガラスの半分程度になります。(日本建材・住宅設備産業協会)
このように、ガラスの違いによって断熱効果が違ってきますが、それを支えるサッシの断熱も大切になります。

【断熱サッシの種類】

屋根・床・壁の断熱改修について

開口部に次いで熱の出入りが大きいのは、屋根、床、壁です。
建物の省エネルギー性能を向上させるには、天井、床、壁(外壁)などに断熱材を組み込むことが大切になります。
施工の容易さでは天井が一番です。天井の断熱化は、現在の天井の上に断熱材を設置するだけで最も施工しやすい部分です。
次は床で、床下から断熱材を施工するだけで、内装を変更しなくとも可能です。
最後は壁です。断熱材を施工するには、室内側または屋外側のどちらかの仕上材をいったんはがし、断熱材を施工後、元に戻します。天井や床に比べ、費用と日数がかかるため、内装や外装のリフォームと合わせて行なうと効率的です。

各種技術の解説

高断熱化改修

冷暖房の効率を高め、外気温の影響を受けないようにリフォームを行ないます。具体的には窓のアルミサッシ、ガラスの変更、屋根や壁に断熱効果の高い断熱材を組み込みます。改修では次世代省エネ基準をめざします。

太陽熱高度利用機器

太陽熱高度利用機器とは、太陽エネルギーの熱を利用して、給湯などに利用する設備のことです。設備構成としては、住宅の屋根などに太陽熱を集める集熱器を載せて、集められた熱エネルギーを貯蔵する太陽蓄熱槽を地上に設置するのが一般的です。

高効率給湯器

ガスの廃熱を効率的に利用することで、二酸化炭素の排出を減らします。エコジョーズといわれています。

家庭用コジェネ

ガスのエネルギーで電気と熱の両方を作り出すシステムです。エコウイルと言われています。エネルギーを無駄なく利用することができます。熱は床暖房などに利用できます。

ペレットストーブ

おがくず、木屑などを原料とするペレットを使用するストーブです。煙や灰が少なく暖炉として欧州では普及しています。イタリア製、日本製などがあります。

省エネナビ

電気の消費量を表示、記録する機械です。

問合せ

福生スクラム・マイナス50%協議会事務局(福生市環境課内)
電話:042-551-1718(直通)


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