ページ番号1008372 更新日 令和2年3月12日
水辺の遊びを支える地域連携体制の構築や、自然環境あふれる安全な水辺の創出を目的に行われています。
平成16年3月に水辺の楽校に登録された『福生水辺の楽校』では、現在、子どもを中心に自然体験学習を行う「多摩川で遊ぼう!」と、その活動のためのボランティア養成講座である「多摩川サポーターズ」、市内小中学校における多摩川の総合学習支援、福生水辺の楽校の拠点施設である「川の志民館」の管理運営、市内の小中学校へのヤマメの卵配付事業と、大きく分けて5つの事業を行っています。
福生水辺の楽校では、「多摩川で遊ぼう!」を合言葉に毎月第2日曜日を中心に市内の多摩川で自然体験活動をしています。「多摩川にはどんな生き物がいるの?」という疑問から「多摩川で遊んでみたいけど…」という要望まで、福生水辺の楽校がお答えします。子どもから大人まで、みんなで参加してください。
2019年度の年間予定は、次のPDFファイルを御参照ください。
ここでは、実際に行われた活動の様子等について報告します。
令和2年2月9日(日曜日)午前9時30分から11時30分まで
冬の多摩川にはどんな鳥がいるのか、川沿いの柳山公園で双眼鏡や望遠鏡を使って観察しました。
鳥の鳴き声に耳を傾け、どんな種類がいるのか探します。川原の小石の上をぴょこぴょこ弾むように歩くアオジや、多摩川に潜って泳ぐカイツブリ、休業中のプールサイドで日向ぼっこするカモやサギなど、かわいらしい姿を目にすることができました。また、モズが木のとげに獲物を刺す、いわゆる「モズのはやにえ」も間近に見られました。
風が吹きつける寒い日でしたが、この時期ならではの鳥の様子を見ることができました。
[画像]200209_1(48.7KB) [画像]200209_2(54.6KB) [画像]200209_3(43.1KB) [画像]200209_4(48.4KB)新年最初の活動は、中央公園のごみ拾い。いつも遊んでいる公園や散策路を綺麗にしていきます。
ごみ拾いが終わったら、お楽しみの餅つき大会。例年お世話になっている南田園三丁目町会の皆さんと、今年も一緒にお餅をつきます。
大きな杵を、自分の力で一生懸命に振りあげる子、大人と一緒に頑張って持ちあげる子、みんな楽しみながらお餅をついています。そして、つきあがったお餅はとても美味しかったです。
[画像]200112_1(27.8KB) [画像]200112_2(59.5KB) [画像]200112_3(57.2KB) [画像]200112_4(56.2KB)54人(うち、子ども31人、大人23人)
いよいよクリスマスシーズン到来。多摩川中央公園で材料を集めて、クリスマスリースを作ります。
材料は公園内に生える植物のツタや木の実。力仕事は大人の人に手伝ってもらいながら、素敵な材料を探します。
川の志民館前に材料を持ち寄って、モールやビーズも貼り付けたら、オリジナルのリースの完成です。
綺麗にできあがったリースは、それぞれのおうちでクリスマスを彩ってくれたことでしょう。
[画像]191208_1(62.2KB) [画像]191208_2(57.0KB) [画像]191208_3(56.0KB) [画像]191208_4(64.9KB)手作りの凧をあげるために、まずは材料を探しに中央公園へ。
公園に生えるオギなどの枝が、凧の骨組みになります。枝は丈夫じゃないといけませんが、重くても凧はあがりません。「これだ!」と思う枝を、みんな一生懸命に探します。
集めた枝で骨を作り、丁寧に切ったビニールを貼り付けて思い思いの絵を描いていきます。しっぽを付けて紐を通したら、手作り凧の完成です。
自分で作った凧を、多摩川沿いの大空へ高くあげました。
[画像]191110_1(60.4KB) [画像]191110_2(55.5KB) [画像]191110_3(47.3KB) [画像]191110_4(40.5KB)虫取り網を握りしめ、中央公園へ虫をつかまえにいきました。
10月はバッタやコオロギの季節。芝生を跳びはねる元気な虫を、子ども達も負けじと追いかけます。
途中、雨が降り出したため、つかまえた虫を持って川の志民館へ。どんな虫がいたか、どのような特徴があるのかを、みんなで観察しながら教えてもらいました。
[画像]191014_1(48.6KB) [画像]191014_2(63.4KB) [画像]191014_3(48.5KB) [画像]191014_4(40.3KB)たも網を使った押し網(ガサガサ)で、多摩川の魚をつかまえました。
ライフジャケットを着て安全を確認したら、大人と一緒に川の中へ。
ひっくり返した石の下や草の根元を、網でガサガサ。川の流れも考えながら、たくさんの魚をつかまえました。
一番つかまったのはヨシノボリ。そしてシマドジョウやカジカ、アブラハヤなど、いろいろな魚が多摩川にいました。
つかまえた魚のうち何匹かは、種類や数を考えて川の志民館の大きな水槽へ移し、管理人さんと一緒にお世話しています。
なお、この活動の実施に当たり、東京都へ特別採捕許可を申請しています。
[画像]190908_1(33.9KB) [画像]190908_2(45.2KB) [画像]190908_3(42.9KB) [画像]190908_4(36.1KB)午前中の「多摩川サポーターズ」でみんなで作ったいかだを、多摩川に運んで遊びました。
子どもも大人もライフジャケットを着て安全第一。
作ったいかだに乗っかって川を流れたり、ぷかぷか浮かんだり泳いだり。
8月の強い日差しの下、多摩川の中でみんな思い思いに水と親しみ遊びました。
[画像]190811_1(53.0KB) [画像]190811_2(63.4KB) [画像]190811_3(51.0KB) [画像]190811_4(53.1KB)夏休みのイベントとして、奥多摩町の多摩川の上流部へ、みんなでバスに乗って行きました。
初めに行ったのが、白丸ダム。鳩ノ巣駅からほど近い大きなダムの中には、魚が川を渡るための魚道が作られているのが特徴です。
次に、山のふるさと村へ。奥多摩湖畔にあるこの自然公園では、上流の川のせせらぎや山の植物など、いつも目にする福生市の多摩川とは違う様子を楽しむことができました。また、ビジターセンターでは、インタープリター(自然観察員)から奥多摩の自然について教えてもらいました。
最後に、小河内ダムのすぐ隣にある水と緑のふれあい館に立ち寄りました。ここでは、奥多摩湖やダムの歴史、豊かな自然について学びました。
あいにくの天気でしたが、普段とは違う多摩川を知ることのできる楽しいツアーになりました。
[画像]190714_1(38.0KB) [画像]190714_2(69.9KB) [画像]190714_3(55.3KB) [画像]190714_4(37.2KB)雨のため、前もってスタッフがつかまえた水辺の魚や虫などの生き物を、川の志民館内で観察しました。
どんな生き物がいるのか、写真やイラストと見比べながらお話を聞きます。
また、自分の目で見るだけでなく、顕微鏡を使って、いつもは見えない細かなところまでしっかりと観察しました。
つかまえてきた生き物のうち何匹かは、種類や数を考えながら川の志民館の大きな水槽に移して、管理人さんと一緒にお世話しています。
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ふっさ環境フェスティバルの会場内で、大人気となっているマスのつかみ取りを今年度も実施しました。
秋川漁業協同組合にご協力いただき、前年度に引き続き300匹ものマスを公園内の小川に放し、安全に配慮しながら各回50人ずつ全3回実施しました。
子ども達は水に濡れながら、ある子は恐る恐る、またある子は大喜びにマスを追いかけてつかまえていました。
マスは1人2匹ずつ、保冷して持ち帰り、家で美味しくお召し上がりいただきました。
[画像]190602_1(58.5KB) [画像]190602_2(56.5KB) [画像]190602_3(57.6KB) [画像]190602_4(39.0KB)5月の多摩川にはどんな鳥がいるのか、双眼鏡や望遠鏡を用いて観察しました。双眼鏡と望遠鏡は貸出用もあり、使い方もイチから教わるため、バードウォッチングが初めてという方にも楽しんでもらえました。
草木が茂る新緑の季節。葉に隠れて見付かりにくい鳥を、鳴き声を頼りに探しました。また、多摩川の河原に降りて、川にいる鳥も観察しました。
図鑑やイラストを使った専門的な説明もあり、身近な鳥について知ることができました。
[画像]190512_1(63.3KB) [画像]190512_2(65.6KB) [画像]190512_3(58.2KB) [画像]190512_4(65.3KB)ヨモギ団子の原料となるヨモギの葉をつみに、みんなで多摩川の河川敷に行きました。自生している植物には、食べるとおなかを痛めてしまう種類もあるため、葉の形や色などの特徴を教えてもらいながら、柔らかなヨモギの葉をどんどんとつんでいきました。
川の志民館に戻り、いよいよヨモギ団子づくり。つんできたヨモギの葉を、まずは湯通し。火を使うので、大人が行います。
今度は子ども達の番です。しっかりと手を洗った後、湯通しした葉をすりこ木で力いっぱいすりつぶします。そして白玉粉とよく混ぜて団子の生地にし、丸く平べったく形作っていきます。
最後に団子を湯通しし、完成です。きな粉やあんこに絡めて食べるヨモギ団子は、一から自分たちで作ったかいがあり、とても美味しかったです。
[画像]190414_1(56.9KB) [画像]190414_2(39.7KB) [画像]190414_3(38.0KB) [画像]190414_4(36.4KB)平成30年度の年間予定は、次のPDFファイルを御参照ください。
ここでは、実際に行われた活動の様子等について報告します。
みんなで凧を手作りするために、まずは多摩川中央公園へ足を運びました。凧の骨にするオギの枝を集めるためです。枝は重いと凧が上がりませんが、軽くても弱ければ折れてしまいます。「この枝はどうだろう?」と考えながら、材料を選びました。
その枝を十字に重ね、ひし形に切り取った黒や白のビニール袋を貼りつけて、糸を通せば凧の完成です。
思い思いのイラストを描いたり、しっぽをつけたりと、工夫をこらした手作りの凧。あいにく風は強くありませんでしたが、川の志民館前を走り回って、凧を空へとあげました。
[画像]手作り凧あげ(48.9KB) [画像]手作り凧あげ(29.2KB)新春の活動として、普段遊んでいる多摩川のごみをみんなで拾ってきれいにしました。頑張って拾ったごみは、45Lのごみ袋10袋分が満杯になりました。
その後、南田園三丁目町会お餅つき大会に参加し、重たい杵を持ち上げて、力いっぱいお餅をつきました。つきたてのお餅はきな粉と大根おろしで味付けて、御用意いただいた豚汁と一緒にみんなで舌鼓を打ちました。
[画像]川原のごみ拾い(60.6KB) [画像]餅つき大会(39.8KB)12月の多摩川にはどんな鳥がいるのか、双眼鏡や望遠鏡を使って観察しました。
学生ボランティアの大学生5名も交え、マガモとカルガモの違いを教えてもらって実際に観察したり、大空を羽ばたくトビを見上げたりしました。また、モズが木のとげに獲物を刺す、いわゆる「モズのはやにえ」も間近に見ることができました。
本格的な冬の寒さに身を震わせながらも、時に元気に走り回り、落ち葉の敷き詰められた柳山公園で鳥の鳴き声に耳を傾けました。
[画像]多摩川バードウォッチング(62.1KB) [画像]多摩川バードウォッチング(57.1KB)多摩川中央公園の自然の中に繰り出し、リース作りの材料となる植物のツタや木の実などを探しに行きました。
集めた材料で作り上げたリースは、鮮やかな色合いやユニークな飾りつけなど各々の趣向が凝らされた力作ぞろい。ぜひクリスマスにも御自宅に飾っていただければと思います。
また、アライグマやハクビシンといった外来生物について、はく製や資料を用いたお話会も開かれました。身近にひそむ外来生物の話に、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。
[画像]ネイチャークラフト(55.3KB) [画像]ネイチャークラフト(44.8KB)多くの方にお申込みいただいておりましたが、残念ながら雨天中止となってしまいました。
実施場所として予定していた福生南公園には、雨天時に避難できる屋内施設がないためです。
そこで今後、雨天時には、川の志民館の館内で室内プログラムを実施できればと考えております。
台風による増水と低水温の影響で、予定していた「多摩川の魚をつかまえよう」から、「陸域の生き物観察」にプログラム内容を変更して実施しました。
昆虫を捕まえるのが大好きな子どもたち。いっぱい汗を流しながら昆虫を追いかけていました。
捕まえた昆虫の多くは、カマキリやトンボ、バッタでしたが、その中には、特定外来生物に指定されたアカボシゴマダラという蝶もいました。とても綺麗な蝶ですが、外来種であることを伝えると子どもたちは驚き、一生懸命在来種との違いを見つけようとしていました。
[画像]陸域の生き物観察(44.2KB) [画像]陸域の生き物観察(69.0KB)台風による増水と低水温の影響で、予定していた「いかだで冒険、多摩川で泳ごう」から、「竹工作と流しそうめん」にプログラム内容を変更して実施しました。
元々はいかだを作るために用意していた、福生七夕まつりを彩った竹飾りの竹。これらを使用して、流しそうめんのレーンや、お箸やお椀をみんなで手作りしました。特にお箸とお椀は、自分のものは自分で作らないとそうめんが食べられないとあり、安全面に気を付けながらナイフを使って一生懸命に作成しました。
竹工作の後は、学生ボランティアの高校生3名も交え、流しそうめんを美味しくいただきました。
[画像]竹工作と流しそうめん(58.5KB) [画像]竹工作と流しそうめん(56.9KB)昨年度に引き続き、多摩川干潟ネットワークにご協力いただき、神奈川県川崎市に位置する多摩川の河口へバスで訪れました。
河口に広がる干潟は、川の様子もそこに住む生き物も、いつも目にする福生市の多摩川とは大違い。クラゲやカニやアサリなど、海水と淡水の混じる河口ならではの生き物を見付けた子どもたちは、日差しの下で泥んこになりながら目を輝かせていました。
大師河原水防センター干潟館に戻り、昼食後は、干潟のお話を聞いたり、アサリが泥水をきれいにする様子を観察しました。
[画像]多摩川の河口干潟へ行こう(35.4KB) [画像]多摩川の河口干潟へ行こう(31.7KB)多摩川中央公園近くの多摩川に入り、たも網などで岩陰や水草をガサガサと探って、たくさんの魚をつかまえました。なお、この活動の実施にあたり、東京都より特別採捕許可をいただきました。
川の中に入るため、ライフジャケットの着用や、子どもから目を離さないことを徹底しています。このように安全面に配慮したうえで、子どもたちは水にぬれて嬌声をあげながら、川に住むさまざまな魚に興味を注いでいました。
もっとも多くつかまったのはヨシノボリ。次いでカジカ、アブラハヤ、シマドジョウなど。図鑑などの写真と見比べながら、つかまえた魚の特徴を確認して、魚の種類を特定していきました。
[画像]多摩川の魚をつかまえよう(57.7KB) [画像]多摩川の魚をつかまえよう(61.0KB)ふっさ環境フェスティバルの会場内で、大人気となっているマスのつかみ取りを今年度も実施しました。
秋川漁業協同組合にご協力いただき、前年度より100匹も多い300匹のマスを公園内の小川に放し、安全に配慮しながら各回50人ずつ全3回実施しました。
マスを触ることが初めての子どもも多く、各々怖がったり楽しんだりしながら一生懸命にマスを追いかけてつかまえていました。
マスは1人2匹ずつ、保冷して持ち帰りました。
[画像]マスのつかみ取り(61.0KB) [画像]マスのつかみ取り(57.7KB)5月の多摩川にはどんな鳥がいるのか、双眼鏡や望遠鏡を用いて観察しました。双眼鏡の使い方は一からレクチャーしたため、初めての方にもバードウォッチングを楽しんでいただけました。
日頃は何気なく目にしている鳥たちですが、改めて観察すると新たな発見がたくさん。「ハシブトガラスとハシボソガラスの違いは?」「この鳴き声はなんて鳥?」 そんな疑問を、実際に双眼鏡で観察しながら、図鑑や専門的な解説を交えて楽しく学びました。
[画像]多摩川バードウォッチング(56.8KB) [画像]多摩川バードウォッチング(58.4KB)春の多摩川へ足を運び、自生しているヨモギを皆でつみました。葉の形などの特徴をとらえながら、子どもたちはどんどんとヨモギを見つけていきました。
つんだヨモギは、衛生面に留意しながら、湯通しをしてすりこ木ですりつぶし、団子の生地に練り込みました。ゆであげたら、ヨモギ団子の完成です。
きな粉やあんこにからめて味わうヨモギ団子は、一から手作りした甲斐があり、とてもおいしいものでした。
また、平成30年度最初の活動として、京浜河川事務所の方々も参加されました。
[画像]ヨモギ団子を作って食べよう(63.1KB) [画像]ヨモギ団子を作って食べよう(48.4KB)このページには添付ファイルがありますが、携帯端末ではご覧いただけません。
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